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ちりめんで食卓に笑顔を
広島県最南端の美味「吉網」
瀬戸内の穏やかな海に浮かぶ広島県最南端の島で、石野吉左衛門がちりめん漁を始めました。初代吉左衛門の名前から「吉網」の屋号で80余年愛されてきました。
骨まで丸ごと食べられ、子供からお年寄りまでが「美味しい」と笑顔で食卓を囲むことができるちりめんじゃこ。そんなちりめんと共に初代吉左衛門が伝え続けた想いは、4代に渡り受け継がれ、「食卓に笑顔を届けるちりめん」を常に提供するために「今日よりいいものを」と家族一丸となって日々、漁を続けてきました。
瀬戸内の海を知りつくした漁師が倉橋島から早朝出港し、ちりめんを傷つけない網で海から引き揚げ、一網ごと新鮮なうちに自社船で工場に水揚げします。鮮度の高いちりめんを専用の釜で一匹一匹丁寧に茹で乾かし、塩分は控えめで旨味の濃い逸品に仕上げています。これからも吉網は、安心・安全の倉橋島のちりめんで「食卓に笑顔」を届け続けます。
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商品紹介
受け継がれる伝統、信頼の味
倉橋島のちりめん
瀬戸内の穏やかな海で育ったちりめんは繊細です。鮮度を守るため漁場から一網ごとに運ばれ、海に面した工場で茹で乾かします。さらにその中から色・サイズを厳選したわずか4割を「倉橋島のちりめん」として皆様にお届けしています。素材の良さが引き立つ塩加減と濃い旨みが特徴の逸品。
よくあるご質問
どこで購入できますか?
ちりめんじゃこの店舗販売は行っていません。一部商品は「道の駅 たけはら」にて常設販売しております。お手数ですがお問い合わせいただければ用途に合ったものをご提案させていただきます。ちりめんせんべいについては「くらはし桂浜温泉館」にて期間限定で販売しております。その他、物産展などで販売する際はお知らせにてご報告させていただきます。
保存料や添加物は使用していますか?
全く使用しておりません。ちりめんじゃこを作るときに加えるのは塩だけです。難点なのは高価とされる真っ白な仕上がりではなく、魚本来の色になってしまいます。ただ、安心して口にしていただけますので、小さなお子様から、お年寄りまで健康を気にされておられる方に大変喜ばれる商品となっています。
ちりめんじゃこは、すべて塩辛いのでしょうか?
製造時に塩をたくさん使うと仕上がりの重さが重くなり、長期保存に適します。弊社でも塩辛いちりめんや、塩辛さが度を越して苦いようなちりめんを食べ、本当に残念に思っていました。何とか塩を減らしたものを作りたかったのですが、旧式の設備ではどうしても塩をたっぷり使わないと上手く仕上がりませんでした。設備は非常に高価(全体で2割ほどのちりめん製造者しか導入していません)で使い方も難しいのですが、7年前に設備を購入し、現在では納得のいく塩加減を実現させ、他社に比べて2~3割程度塩分を抑えることに成功しました。
また地下数十メートルから湧き出る地下水を使用しているので潤沢によい水を使えるため優しい塩味の、ちりめんじゃこの魚本来のうまみが凝縮した味になっています。
生臭さはありませんか?
生臭さが残るのは、しっかりと茹でられていないから。中が生の状態のまま乾燥させるとどうしても生臭さが残ります。弊社では専属で女将自らが茹でています。魚の大きさ・天候・よい塩加減で茹でるには相応の技術と経験が必要となります。失敗すると1釜全てのちりめんじゃこが使い物にならなくなってしまい、100kg以上も無駄になってしまうため、非常に神経を使い作業にあたっています。
釜揚げちりめん(ソフトちりめん)はありますか?
釜揚げちりめんは発送の際、細菌数が高くなってしまいます。それを防ぐには冷凍保存が必須なのですが、そうすることで「うま味」が落ちてしまいます。
美味しくないものをお客様に提供するのは、創業者の理念「ちりめんじゃこで食卓に笑顔を」に反しますので、釜揚げちりめんについては販売しておりません。
他のちりめんじゃこと価格に違いがあるのはなぜですか?
違いを作るのは魚質と加工です。魚質は白いもの、サイズの揃ったものが良いとされます。ちりめんじゃこは普通の魚と違い、茹でたり乾燥しなくてはなりません。その設備には、一匹一匹のうまみを生かす最新設備から、昔ながらの設備まであります。弊社では多くの設備を比較し、最良だと認めた最新の循環式設備を自社仕様に改造し、一匹一匹を水流に乗せて茹でています。こういった工程で価格が異なってきます。また外国産は安価になっています。